シャンプーの成分のエタノールの役割と安全性

こちらのページではシャンプーに含まれる成分のエタノールについてお伝えします。

エタノールの基本情報

成分名 エタノール
英名 ethanol
別名 エチルアルコール
役割 殺菌・防腐・安定剤・清涼・収れん

成分の特徴

エタノールは殺菌や防腐、様々な成分の溶解を助ける安定剤、頭皮を引き締める作用(収れん)、蒸発するときに熱を奪うので清涼感や爽快感を与えるなど1つの成分でたくさんの役割を果たします。

少量で効果を発揮する成分でもあり、成分の欄では一番後ろに書かれることも多いです。刺激の強い成分でもあるので配合量が多いと頭皮の乾燥や炎症を起こしてしまう場合もあります。

また、穀類やサトウキビなどのデンプンを発酵させて作ったり、化学的に合成して作られる成分です。

シャンプーに含まれるエタノールは化学的に合成して作られ、イソプロパノールが添加された変性アルコールがほとんど。この変性アルコールもエタノールと表記することが可能です。

エタノールの安全性

刺激の強い成分ですが、少量なら問題ありません。

ただし、シャンプーに配合されているエタノールはイソプロパノールが添加されたものが多く、この変性アルコールは乾燥をまねきやすい特徴があります。

敏感肌や乾燥肌の人はエタノールの配合量の少ないものか入っていないものを選ぶといいでしょう。

また、エタノール過敏症などのエタノールが肌に合わない人もいます。その場合はエタノールを避けてください。

エタノールの安全性は高いといえますが、人によっては注意が必要です。

おすすめの記事