カプリル酸グリセリルの特徴と安全性

こちらのページではスキンケア化粧品やヘアケア製品などに含まれる成分のカプリル酸グリセリルについてお伝えします。

カプリル酸グリセリルの基本情報

成分名 カプリル酸グリセリル
英名 Glyceryl Caprylate
別名 グリセリン脂肪酸エステル
役割 乳化剤・防腐剤

成分の特徴

カプリル酸グリセリルは油性成分のカプリル酸に水性成分のグリセリンをつなぎ合わせた成分で、非イオン(ノニオン)界面活性剤です。

油と水の両方になじむため、乳化剤として化粧品に配合されます。

また、カプリル酸(ヤシ油やパーム核油由来)に抗菌力があることから天然由来の防腐剤として配合される場合も。

カプリル酸グリセリルの安全性

カプリル酸グリセリルに毒性はなく、重篤なアレルギーの報告もされていません。皮膚刺激性もないとされていますが、詳細な実験データがなく、化粧品に含まれるような量なら安全であるといったところ。

成分表で後ろの方に書かれている場合は特に気にしなくていいですが、前の方に書かれている場合は念の為パッチテストをしたほうがいいかもしれません。

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