こちらのページではシャンプーなどに含まれる成分のエチルヘキシルグリセリンについてお伝えします。
エチルヘキシルグリセリンの基本情報
成分名 | エチルヘキシルグリセリン |
英名 | Ethylhexylglycerin |
別名 | グリセリンモノ2-エチルヘキシルエーテル グリセリンエチルヘキシルエーテル |
役割 | 保湿剤・消臭・抗菌 |
成分の特徴
グリセリンと高級アルコールの2-エチルヘキシルアルコールを結合させたグリセリン誘導体。分類上はアルコールで、以前はオクトキシグリセリンと呼ばれていました。
グリセリンとの違いは、保湿剤としてだけでなく、アルコールの抗菌・消臭効果を併せ持つこと。
フェノキシエタノールとエチルヘキシルグリセリンを併用し、防腐剤として使われることもあります。特にパラベンフリーの製品で使われる場合が多いです。
ちなみに、パラベンやフェノキシエタノールは低濃度で防腐が可能ですが、エチルヘキシルグリセリン単体で防腐となると高濃度になります。アルコールを含む成分なので濃度が高くなると刺激性が増すので注意。
高温多湿の環境におかれるシャンプーの場合、パラベンで防腐している方が安全と言う人もいるくらいです。パラベンフリーにこだわりすぎるのもよくないかもしれません。
エチルヘキシルグリセリンの安全性
エチルヘキシルグリセリンに毒性はなく、安全性も高い成分。
でも、成分表で上位にきている場合は注意が必要で、皮膚への刺激があるかもしれません。
エチルヘキシルグリセリンの場合は入っている入っていないではなく、高濃度で配合されていないかを見る必要があります。