ヒアルロン酸Naの特徴や安全性

こちらのページではシャンプーや化粧品などに含まれる成分のヒアルロン酸Naについてお伝えします。

ヒアルロン酸Naの基本情報

成分名 ヒアルロン酸Na
英名 Sodium Hyaluronate
別名 ヒアルロン酸ナトリウム
ヒアルロン酸ナトリウム(2)
役割 保湿剤

成分の特徴

ヒアルロン酸Naは鶏冠抽出法や微生物による発酵法によって得られる水溶性のポリマー。バイオ技術で安価に製造され、分子量の大きさは製品によって違います。

1gで6Lの水を保水できるとされ、保湿剤として認知度の高い成分。他の成分のことをあまり知らない人でもヒアルロン酸やコラーゲン、セラミドなどは知っている人が多いです。

シャンプーやリンス、化粧水、美容液、制汗剤、歯磨き粉、目薬など様々な商品に使われています。

また、ヒアルロン酸は分子量によって粘度(とろみ)が変わるため、感触改良のために使われることも増えてきました。(分子量が変わっても保水力は変わりません。)

ちなみに、油分でふたをしないと流れやすい成分でもあるため、シャンプーに必ず入っていなければいけないような成分ではないです。リンスやトリートメントなどの場合、多少ぬるつきが残る程度というのはヒアルロン酸を残すためでもあります。

最近は、より髪に吸着しやすくなったカチオン化ヒアルロン酸も登場。配合されている製品は少ないですが、カチオン化ヒアルロン酸配合の商品ならしっかりと洗い流しても髪にヒアルロン酸が残ります。

ヒアルロン酸Naの安全性

ヒアルロン酸Naは医薬部外品の目薬にも使用されるくらい刺激性の低い成分です。皮膚刺激性や眼への刺激はほとんどないと考えていいでしょう。

また、アレルギー性もないので安心して使えます。

ヒアルロン酸Naが入っているからといってパッチテストをする必要はありませんが、他の成分でアレルギーが心配ならパッチテストをしてから使うようにしましょう。

おすすめの記事