ライム油の特徴や安全性

こちらのページではシャンプーなどに含まれる成分のライム油についてお伝えします。

ライム油の基本情報

成分の特徴

ライム油はミカン科ミカン属の常緑低木「ライム」の果皮から水蒸気蒸留法で抽出された精油。β-ピネンやγ-テルピネンなどを含み、酸味の中にほのかな苦味のある香りがします。

水蒸気蒸留法ではなく、圧搾法でも抽出できますが、原価が高くなってしまうためあまり使われません。フロクマリンという光毒性のある成分も圧搾法では残ってしまいます。

収れん作用や抗菌作用があり、髪にもツヤを与えるため、シャンプーに向いた成分です。また、香料として様々な商品（植物由来の成分なので自然派化粧品にも使われます）に配合されます。

ライム油の安全性

ライム油は皮膚刺激性やアレルギー性がほとんどなく、安全性の高い成分です。

光毒性のあるフロクマリンに関してもほとんどが水蒸気蒸留法で抽出されているため、気にしなくていいでしょう。どうしても気になるという人は朝昼の使用を避け、日が落ちてから使うようにするといいです。