こちらのページではシャンプーに含まれる成分のアシル(C12,14)アスパラギン酸TEAについてお伝えします。
アシル(C12,14)アスパラギン酸TEAの基本情報
成分名 | アシル(C12,14)アスパラギン酸TEA |
英名 | Water,Aqua, TEA-Lauroyl/Myristoyl Aspartate |
別名 | 精製水・N-混合脂肪酸(C12,C14)アシル-L-アスパラギン酸トリエタノールアミン液 精製水・混合脂肪酸(12,14)アシルアスパラギン酸TEA液 |
役割 | 洗浄剤・頭皮ケア |
成分の特徴
アシル(C12,14)アスパラギン酸TEAは適度な洗浄力があり、泡立ちはそこそこ、潤いのあるしっとりとした洗い上がり、増粘性が優れている成分です。
親水基にアスパラギン酸、親油基にラウリン酸、ミリスチン酸を用いたアミノ酸系洗浄剤。
アミノ酸系洗浄剤は泡立ちがあまり良くないですが、アシルグルタミン酸系界面活性剤と比べるとアシル(C12,14)アスパラギン酸TEAの泡立ちは約1.5倍もあります。
また、旭化成ケミカルズが2015年に開発した比較的新しい成分。この成分が配合されているシャンプーや化粧品もまだ少ないです。
他に刺激の強い成分が入っていなければ、敏感肌や乾燥肌の人も使えるシャンプーといえるでしょう。
安全性
現状、アシル(C12,14)アスパラギン酸TEAによって重篤なアレルギーやひどい肌荒れなどが出たなどの報告はありません。刺激の強くないアミノ酸系洗浄剤なため、今後もそのような報告が出る可能性も低いです。
新しい成分に対して慎重な方は使用を控えるといいですが、アミノ酸系洗浄剤を使いたいけど泡立ちが良くないからやめたという人はこの成分が配合されたシャンプーを使ってみるのもありでしょう。