馬油の特徴と安全性

こちらのページではシャンプーなどに含まれる成分の馬油についてお伝えします。

馬油の基本情報

成分の特徴

馬油は馬のたてがみや尾、皮下脂肪などから得られる動物性油脂。オレイン酸やパルミチン酸、リノール酸、リノレン酸などの不飽和脂肪酸を多く含み、人間の肌とも相性が良いのが特徴です。

エモリメント作用や血行促進作用があり、通常のシャンプーだけでなく育毛シャンプーに配合されることもあります。塗った直後はベタつきを感じますが、浸透性が高いので時間が経つと気にならなくなるでしょう。

ちなみに、馬油のデメリットは酸化しやすいこと。酸化しないためにトコフェロール（ビタミンE）と一緒に配合されていることが多いです。

使い始めたときは特ににおいも感じなかったけど、使っているうちに獣臭さを感じるようになったという場合は酸化してしまっている可能性があります。

馬油の安全性

馬油は人間の皮脂に似た成分で、皮膚への刺激やアレルギー性もほとんどありません。安全性の高い成分だといえるでしょう。

ただし、においに敏感な方は商品によっては獣臭さを感じることもあります。毎日使い続けられないようなにおいを感じる場合は使用をやめたほうがいいです。

また、トコフェロールが配合されていても開封後は早めに使い切るのがおすすめ。途中で使用をやめて半年後に使用を再開するというようなことは馬油配合の商品ではしないでください。