ホホバ種子油の特徴と安全性

こちらのページではシャンプーなどに含まれる成分のホホバ種子油についてお伝えします。

ホホバ種子油の基本情報

成分名 ホホバ種子油
英名 Jojoba Seed oil
Simmondsia Chinensis Seed oil
別名 ホホバオイル
ホホバワックス
ホホバ油
役割 エモリメント作用

成分の特徴

ホホバ種子油はシムモンドシア科(ホホバ科)の常緑低木の種子から抽出した液状のワックス。油(オイル)と呼ばれていますが、主成分は高級脂肪酸と不飽和アルコールのエステルで化学構造上はワックス(ロウ)。

皮膚へのなじみが良く、角層内の水分の蒸発を防止し、皮膚柔軟によるエモリメント作用があります。皮脂や汚れを吸着するため、ヘアケア商品によく使われる成分。フケの防止や抗炎症作用にも期待できます。

また、ココナッツオイルのように低温圧搾されたものもあり、保湿力が高いことや栄養素がたくさん残っているメリットがある反面、高価なことや不純物の混合があるデメリットもあります。

ホホバ種子油の安全性

ホホバ種子油は皮膚刺激性やアレルギー性がほとんどなく、安全性の高い成分です。眼への刺激は軽度あるため、眼に入った場合はすぐに洗い流すようにしましょう。

また、極稀にホホバ種子油にアレルギーを持った人もいます。ホホバ種子油が入った商品を初めて使うという場合はパッチテストをしてから使うようにしたほうがいいでしょう。

ニキビのような炎症箇所にもそのまま使えますが、アトピー性皮膚炎の場合はかゆみがでることもあります。かゆみが出た場合は使用を中止し、かかりつけのお医者さんに相談するようにしましょう。

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