こちらのページではシャンプーなどに含まれる成分のコカミドプロピルベタインについてお伝えします。
コカミドプロピルベタインの基本情報
成分名 | コカミドプロピルベタイン |
英名 | Cocamidopropyl Betaine |
別名 | ヤシ油脂肪酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン |
役割 | 洗浄剤、コンディショニング、帯電防止 |
成分の特徴
コカミドプロピルベタインはヤシ油脂肪酸アミドプロピルジメチルアミンをカルボキシメチル化することで作られるベタイン系の両性界面活性剤です。原料はココナッツオイル。
洗浄とコンディショニングを同時に行うことができ、眼への刺激も弱いため、ベビーシャンプーの主成分に使われることもある成分です。ちなみに、洗浄力は弱め(マイルド)。
また、洗浄力の強い成分の刺激や洗浄力を緩和、泡持ちを良くする目的で使われることもあります。洗浄力や脱脂力が強すぎる成分と組み合わされることもあり、どんな成分と組み合わされているのかは要確認。
例えば、ラウレス硫酸ナトリウムやオレフィン(C14-16)スルホン酸Naが主成分で、コカミドプロピルベタインが補助成分のときは洗浄力がかなり高いです。他にも緩和させる成分が入っているかどうかをしっかり見て購入するか決めたほうがいいでしょう。
コカミドプロピルベタインの安全性
コカミドプロピルベタインは皮膚刺激やアレルギー反応もほとんどない安全性の高い成分です。ただし、蓄積性がある成分なのでしっかりと洗い流すようにしましょう。
美容師や理容師のように使う機会が多く、皮膚疾患がある人はアレルギーが出る場合もあるので注意。
また、洗浄力や刺激性の強い成分と組み合わされることが多いため、コカミドプロピルベタインが配合されている製品は他の成分もよく調べたほうが安全です。