ティーツリー葉油の特徴と安全性

こちらのページではシャンプーなどに含まれる成分のティーツリー葉油についてお伝えします。

ティーツリー葉油の基本情報

成分の特徴

ティーツリー葉油はオーストラリアやニュージランドなどの湿地帯に植生するフトモモ科の樹の葉から水蒸気蒸留法で抽出するアロマオイル。

ティーツリーという名前からお茶の木を連想する人もいるかもしれませんが、全く別の樹木です。また、マヌカハニーで知られるマヌカもティーツリーと呼びますが、別物。

抗菌力や浄化力が高く、肌の清潔さを保つ成分です。自然由来の成分なので、自然派化粧品に酸化防止剤として配合されることもあります。

また、苦さの中に甘さのあるウッディーな香りはストレス緩和に良いとされ、香りづけとして配合される場合も。

ちなみに、産地によって採れる成分量に違いが出やすい樹木で、原産地であるオーストラリア東海岸、ゴールドコーストから少し南下した「バンガワルバン谷」と呼ばれる湿地帯で採れるオイルが最高品質。

採取される地域によっては成分の効果が期待できない可能性もあるので注意しましょう。

ティーツリー葉油の安全性

ティーツリー葉油は皮膚刺激性やアレルギー性があります。葉をそのまま使うような場合はそれらも起きにくいですが、精油になったものは高濃度なので人によっては合わないです。

敏感肌の人やアレルギー持ちの人はパッチテストをしてから使うようにしたほうがいいでしょう。